名入れグラス
東京・御茶ノ水にあったギャラリーの名前を入れて挨拶がわりに渡したのがおそらく名入れグラス第1号。よりによって「世界観ギャラリー」よく作れたなっていう画数の多さだ。
その後友達や親せきに子供が生まれるたびに作ってプレゼントしてきた。見た目より手間がかかっていて見合う値段がつけづらかったから、あくまでプライベイト用。
ところが出産祝いって案外難しい。たいてい第一子はまわりも親も大騒ぎするから名入れグラスを作ることになるけれど、二番目はスルーしてしまったり。大きくなって本人が「どうして私のはないの?」となることも。いろんなところで何回もそれをやってる。
知人の三姉妹に作ったのは25年ほど前。その中の一人は3児の母となった。母親の分と子供たちの分が仲良く並んだ食器棚をみて婿殿が自分のも欲しいと言っていると注文がきたこともある。作家歴が長いとこんなこともあるんだな。
でも吹き硝子を引退してしまった今は本当に作れません、ゴメンナサイ。
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