古雑誌
私の父は「家庭画報」が好きで毎月購読していた。テーブルコーディネートやインテリアにこだわりがある人だったから。亡くなった後に家を建て替えるさい、文字通り山のようなバックナンバーをもらってきて、ザックリと目を通しては気に入ったぺーじだけ切り取った。
ためこむと後がたいへんね、と母も言っていたはずなのに。先日「持って帰ってほしいの」と開けた戸棚にあったのは十数冊の「暮らしの手帖」。
今までほとんど読んだことがない。編集長の人有名だよね、くらいの知識。そういえば愛読していた知人の顔がいくつかうかぶ。みんな80代。
特集記事は20年も前となると歴史を感じるのみだけれど、料理や掃除のコツなんかが興味深くて、とてもじゃないけど捨てられない。ゆっくり読もう。
私の本棚にあるのは「住む。」のバックナンバー。そろそろ整理せねばと思ってはいるのだけれど。時の流れも含めて古雑誌はおもしろい。
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